【ゲームレビュー】ロマンシング・サガ2 リベンジオブセブン感想：魅力的になった七英雄、進化したバトルとグラフィックを完全レビュー

どうも、ユウ吉（＠GAMEWALKERZ）です。

今日は「ロマンシング・サガ2 リベンジオブセブン」（以下、RoS）の1週目をクリアし、ひと段落したのでレビューしたいと思います。

クリア時の状況はこんな感じでした。

• 初見でのクリア時間は61時間
• 初見プレイは難易度「オリジナル」でクリア
• プラットフォームはPS5

本記事ではロマンシング・サガ2 リベンジオブセブンをプレイした感想をまとめています。

ちなみに自分がプレイしたサガシリーズは次の通り。

• ロマンシング・サガ ミンストレルソング（PS2）
• ロマンシング・サガ3（SFC）
• サガスカーレットグレイス（PSVita）
• サガスカーレットグレイス 緋の野望（Nintendo Switch）
• サガエメラルドビヨンド（PS5）

SFC版ロマサガ2は未プレイのゲーマーによる感想になります。これから遊ぼうと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事ではロマンシング・サガ2 リベンジオブセブンの具体的なネタバレは含まれていませんが、本編の内容についての言及があります。絶対にネタバレしたくない方はご注意ください。

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ロマンシング・サガ2 リベンジオブセブンの概要

「ある程度知っとるし」という方は、レビューまで読み飛ばしちゃってください！

パブリッシャー	スクウェア・エニックス
デベロッパー	スクウェア・エニックス
発売日	2024年10月24日
CERO	C（15歳以上対象）
プラットフォーム	Nintendo Switch、PlayStation 5、PlayStation 4、Steam
ジャンル	RPG
プレイ人数	1人

ロマンシング・サガ2 リベンジオブセブンってどんなゲーム？

簡単に言うと、王国の皇帝になって何百年もかけて国を守るゲームです。敵が強すぎてボコボコにされるけど、そのたびに新しい皇帝が出てきて「次こそは！」ってリベンジする。これを繰り返して、最強の帝国を作るっていう感じなんです。

では何から国を守らなければならないのか。

それが本作のもう一人の主役、「七英雄」です。

七英雄はSFC版（スーパーファミコン）当時から、そのキャラクターはあまり語られることがなかった。

ミステリアスさも相まって、サガシリーズの中でも特に人気のたかいキャラでした。

• 七英雄とは何者なのか
• なぜモンスターとなったのか
• 復讐の目的は？

当時からさまざまな憶測が飛び交っていましたが、本作でついに七英雄の人となりを知ることができます。

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自由度の高いフリーシナリオ

普通のRPGみたいに一本道じゃなくて、プレイヤーが自由に「何をするか」を決めるんです。だから、“自由度”がめちゃくちゃ高い！

逆に言えば、自分で考えないと詰むことも多いんで、そこが面白いところでもあり、難しいところでもある。

リベンジオブセブンは追加要素も豊富

オリジナル版からの追加要素も豊富にあります。

新しいダンジョンとか裏ボス、「強くてニューゲーム」の追加でガチなやりこみ勢でも満足できる出来ですよ。

注目はやはり「七英雄の記憶」。

各地にある祠を起動すると過去の七英雄の記憶を再現できるんですけど、このムービーがけっこうよく出来てます！全部集めると、彼らの過去が明らかになって、物語の理解が深まります。

戦闘の難易度は高い！その分やりごたえがある

戦闘はシビアで、頭をフル回転させる必要があるんですけど、その分勝った時の達成感がヤバい。

オリジナル版では雑魚より弱いと揶揄されていた「クジンシー」が本作では鬼のように強い。「これ本当に最初のボスなの？」って疑っちゃうくらいに強い。ほかの七英雄も強化されているようなので、先が思いやられましたね。

そしてサガと言えば「閃き」、「閃き」といえばサガ！

頭上に”ピコーン”と電球が光るアレです。

ピンチに陥った時に「閃き」が発生し逆転すると脳汁がすごい。溢れる、高ぶるって感じ。

初心者の人には少し難しく感じるかもしれないですけど、攻略情報を見ながらでも進めれば「俺、やりとげたわ…」って気分味わえるんで、ぜひ高難易度でプレイすることをオススメします！

腕に自信のあるガチ勢も、ふだんRPGはプレイしないカジュアル勢も安心して楽しめる作品ですよ。

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ロマンシング・サガ2 リベンジオブセブンの良かった点

七英雄のストーリーがおもしろい

七英雄って元々は人類の味方だったんですけど、ある出来事をきっかけに敵対するようになったんですよ。その背景を知ると、単なる悪役じゃないんだなって思います。

ストーリーを進めていくにつれ、彼らの苦悩や葛藤が見えてくるんですね。こういう深いストーリーが、ロマサガ2の魅力の一つだと思います。

有名な逸話ですが、七英雄の名前は山手線の駅名を由来にしています。「ノエル」は上野、「ロックブーケ」は池袋といった具合に駅名を逆に読んで命名するのは面白いですよね！

漫画「ワンピース」の王下七武海のモチーフになっていたりもします。

グラフィックの進化がすごい

グラフィックの進化が半端ない。キャラクターや背景が3Dで描かれているだけでなく、街やダンジョンの構造にも変化が加わっているんです。  

ダンジョンや街は高低差がある立体的なマップになっているため、探索する楽しさがあります。

特に、七英雄のデザインは迫力が増していて「これ、本当に勝てるのか？」と思うほど強そうな雰囲気を醸し出しています。

昔のドット絵でもカッコよかったですが、リメイクされてさらに重厚感が加わっています。

ロマサガ2のグラフィック進化は、ただのリメイクではありません。スクエニの“愛のリメイク”なんです。

「リメイクなんて原作の劣化版だろ？」と思っている人にもぜひ見てほしい。考えが変わるはずです。

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さらにカッコよくなった音楽

ロマサガ2の音楽、昔から名曲ぞろいなんですけど、リメイク版でさらに進化してます。昨今のリメイクって「昔の方が良かった」って言われがちなんですけど、これは本当に音楽もリメイク大成功です。

特に「七英雄バトル」、あれ聴いたら誰でもテンション上がりますよね。オーケストラとギターがガンガン入ってて、もう「これ七英雄じゃなくて七神じゃね？」ってくらい壮大です。原曲好きな人も納得するクオリティなんですよ。

フィールドとかダンジョンのBGMも地味に進化してますよね。なんか、「この森、絶対ヤバい」って曲で感じ取れるんですよ。こういうの、ちゃんと分かる人が作ってるんだろうなって思います。

結局、リメイクって「どこまで原作ファンを納得させつつ新しい層を取り込むか」じゃないですか。ロマサガ2の音楽はその辺、バッチリ成功してると思いますよ。

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ロマンシング・サガ2 リベンジオブセブンの残念な点

ゲーム全体の難易度がかなり高い

ロマサガってもともと難しいゲームなんですけど、リベンジオブセブンはさらに“追い討ち”をかけてくる感じなんですよね。

ボス戦は当然のように全滅祭り、成長バランスをミスると取り返しがつかない、戦闘システムを理解してないと話にならない…。

いや、難しいのは良いんですけど、もうちょっと優しさがあってもいいんじゃないですかね？ ゲームって、楽しむものじゃないんですか？

だからこそ、難易度の変更が実装されたんでしょうね。

特に七英雄のバトルがかなりテコ入れされており、「弱い」といわれたクジンシーやボクオーン戦でさえ「これで最弱かよ…。」ってプレイヤーの心を完全に折りに来てます。

そしてラストバトル、RPG史上「最もつよいラスボス」と言われてきましたが、鬼畜な仕様は一切変わってないっていう。

まぁ、この鬼畜さがサガの売りであるとは思うんですけど…。

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ボリュームがかなり多い

「やり込み要素満載！」とか言われると、「おぉ、それは楽しみだ！」ってなるじゃないですか。でも、いざプレイすると、「これ全部やらなきゃダメ？」みたいな。

ロマサガって自由度の高さがウリなんですけど、そこにボリュームが加わると、「どこから手をつけたらいいの？」って人、結構いると思うんです。

イベントを逃すと取り返しがつかないし、進め方をミスると後々泣きを見ることになるし…。結果として「長いけど全部楽しめる人は限られる」っていう。

最後までやり切る前に“燃え尽きる”人が続出する未来が見えますね。

ロマンシング・サガ2 リベンジオブセブンの総評

名作を忠実に再現し進化させたお手本のようなリメイク

リメイクって、原作ファンからしたら「余計なことしないでくれ！」ってなるし、新規プレイヤーには「今さら昔のゲームなんて…」って思われがち。

でも本作は、うまくその両方を満足させてるんですよね。オリジナルの面白さはそのまま、でもグラフィックは進化、新要素もバッチリ。そして、難易度カジュアルの導入で、初めての人でも遊びやすくなった。

結果として、ファンも新規も楽しめるっていう、理想的なリメイクになったわけです。

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どんなプレイヤーに向いているか

まとめ

今回はロマンシング・サガ2 リベンジオブセブンをレビューしました。

「伝説が蘇る、皇帝継承の壮大なサガRPGを体感せよ！」

傑作と名高いオリジナル版に恥じない非常にクオリティの高い作品です！

特に、音楽による演出はファンなら垂涎もの！

期待を裏切らない傑作でした。これからプレイする人の参考になれば幸いです。

どうも、ユウ吉（＠GAMEWALKERZ）でした。