【REALFORCE GX1レビュー】4ヶ月、毎日使ってわかった「最高の打鍵感」|静電容量無接点方式の有線ゲーミングキーボード

どうも、ユウ吉(@GAMEWALKERZ)です。

毎日のようにキーボードを叩くゲーマーやビジネスマンにとって、打鍵感の良し悪しは作業効率プレイの質に大きく影響します。

Realforce(リアルフォース)シリーズは「一度使ったら戻れなくなる」とも言われるほどの快適性を誇る高級キーボード。

とはいえ「価格に見合う価値があるの?」「45gと30g、どっちを選ぶべき?」「静電容量無接点方式ってどうなの?」など、気になることも多いはず。

打鍵感やデザインもキーボードにとって重要な要素です。

本記事では、REALFORCE リアルフォース ラピッドトリガー キーボード 東プレ GX1を購入してから4ヶ月、使い続けて分かった使用感・注意点・メリットをまとめています。

リアルフォースGX1を購入する際に悩んだ、他製品との比較も交えてレビューしていきたいと思います。

メリットデメリット
独特な打鍵感
キー荷重が選択可
静音性が高い
RGBライティング
APCの調整が可能
高級感がある
US配列も選択可
専用ソフトウェア
値段が33,000円
本体がかなり重い
Macでは使いづらい
目次

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REALFORCE GX1ってどんなキーボード?

REALFORCE リアルフォース ラピッドトリガー キーボード 東プレ GX1は、打ち心地と見た目、どっちも妥協したくない人のための高級キーボードです。

打鍵感・静音性・所有欲をすべて満たすキーボード

静電容量無接点方式とは?

公式サイトより引用

簡単に言えば、キーの接点が物理的に触れない方式のこと。

摩耗しにくいため、キーがダメになりづらく長期間使用しても打鍵感がほとんど変わりません。

高価だからこそ、耐久性が高いのは大きなメリット!

静電容量方式は打ち心地にも影響しており、メカニカルが「カチャカチャ」、メンブレンが「プチプチ」だとしたら、Realforceは「スコスコ」

「あ、これずっと打っていたいやつ…」

学生時代に初めてタイピングしたときの感動は忘れられません。

タイピング音も気持ちよく、まるで指で感じるASMR。押すたびに心地よくて無限にタイピングしたくなります。

長時間タイピングしても疲れにくいのはもちろん、指に吸いつくような感覚がほんとうに最高です。

ユウ吉

いつまでも触っていたくなる魅力があり、ライティング作業もはかどります

GX1のラインナップ

カラーはホワイトブラックの二色が展開されています。

ブラック、JIS配列、45g
ホワイト、JIS配列、45g

カラー・レイアウト・キー荷重を選択できるため、6種類のバリエーションがあります。

カラーブラックホワイト
レイアウトJIS配列US配列
キー荷重45g30g

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GX1の見た目とデザイン

REALFORCE GX1の外箱

外箱はREALFORCEのロゴが印刷されているだけで、シンプルなデザイン。

箱から取り出した状態

同梱物も取扱説明書のみで、これまたシンプル。

USBを繋ぐだけで、すぐに使えます。

表面はザラザラでひんやり

キーボードは金属(スチール)でひんやりした仕様。

表面はザラザラで見た目も高級感があり、デスクにあるだけで所有欲を満たされます。

側面から見たスタンドなしの状態

背面には折りたたみ式スタンドがついており、角度を調節可能。

側面から見たスタンドを立てた状態

スタンドを立てると角度がつきすぎて打ちづらいと感じたな

ユウ吉

ゆるやかに角度がついているため、スタンドなしで使用してます

公式サイトは重さ1.3㎏となっていますが、実際は1.18kg。

重いキーボードは持ち運びには不便ですが、激しめにタイピングしてもずれることがなく安定があります。

ユウ吉

自宅やオフィスで固定して使うので、大したデメリットにはなりません

メンテナンスも超簡単で、エアダスターで軽く吹くだけ。

キーボードの下には隙間があいているため、掃除もラクチンです。

ユウ吉

僕のようなズボラな人間でもきれいな状態で使い続けることができます

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キー荷重の違いを比較

打鍵感の魅力:45g vs 30gの違い

公式サイトによると、45gと30gは次のような違いがあります。

45g vs 30gの違い
  • 45g:標準のキー荷重です。多くの方にお勧めで、初めてREALFORCEキーボードを使用される方にも最適です。
  • 30g:1番軽く、非常に軽い力で打てるため、指への負担が最も少ないキー荷重で、指が疲れやすい方、最も軽いキーで打ちたい方にお勧めです。

筆者は購入前に比較しましたが、30gと45の打鍵の感覚はかなり変わります。

30gはかなり軽い印象で、45gの方がキーを押した感が強く、タイピングにムラがないなと感じました。

ユウ吉

ボクは手が大きく、打鍵感はふつうの人より強めです

逆に、次のような方は30gの方が向いている可能性があります。

  • 指が疲れやすい人
  • 長時間タイピングする人
  • FPSで入力速度を重視している人

カタログやレビューだけでは伝わりにくいスコスコ感や反発の強さを、店舗で確認してみてください。

手に馴染む感覚は人それぞれなので、実際に打ってみるのが一番だ!

専用ソフトウェアを使用してカスタマイズできる

REALFORCE GX1は、専用ソフト「REALFORCE Connect」を使えば、キー配列の変更やライティングの設定、アクチュエーションポイントの調整などがめちゃくちゃ簡単。自分の作業やプレイスタイルに合わせて調整ができます

APC機能でアクチュエーションポイントを調整可能

REALFORCE GX1の目玉のひとつは、キーが反応する深さを0.1mm単位で調整できる「APC機能」。

0.8mmから3.0mmまで細かく設定することができ、0.8mmに設定した場合、指先が触れた瞬間に入力されるレベル。

わずかなタッチで反応するので、FPSなど一瞬の判断が勝敗を分けるゲームではとにかく有利です。

ユウ吉

移動もスキル発動も一歩先をいけます。

文章やプログラムを書いたりするときには3.0mmがおすすめ。

キーをしっかり押し込まないと入力されないため、「u」と「i」の押し間違いや、Enterキーの誤爆といったタイプミスが激減。集中して文章を書きたいときに役に立ちます。

筆者の場合、作業内容によってポイントを切り替えています。

ゲームでは0.8mm、ブログ執筆やチャットでは2.2〜3.0mm。

これが1台で切り替えられるのがマジで便利

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キーマッピングの自由度が高い

REALFORCE GX1は、専用ソフトを使って各キーに好きな機能を割り当てられるのが魅力。

よく使うショートカットや文字入力を、自分の手癖に合わせて配置できます。

筆者は、日本語/英語の切り替えをCaps Lockキーに割り当てていて、ワンタッチでスムーズに変換できるように設定。

US配列では「英数/かな」キーがないため、カスタマイズが超重要!

キーマップは最大でAとBの2面分保存ができ、瞬時に切り替えが可能。

  • 仕事(A)は、F1~F12にアプリ起動のショートカットなどを配置。
  • ゲーム(B)は、スキルの発動をマクロ登録しておく

といった活用ができます。

ヒートマップで自分のクセを知ることができる

REALFORCE CONNECTでは、実際に押したキーの頻度をヒートマップで可視化できます。

よく使うキーを「手の自然な位置」に再配置し、負担軽減やミスタイプを減らすことが可能。

筆者の場合、Backspaceを押す頻度が一番高いことがわかるな

ユウ吉

右のWinキーは使ってないので、そこに配置するのが良さげです

RGBライティングの美しさと実用性

正直な話、「キーボードが光るのって飾りでしょ?」ってずっと思ってたんですけど、REALFORCE GX1を使っているうちに考え方がガラッと変わりました。

RGBのパターンはかなり豊富!

光り方がギラギラじゃなくて、ちょっと控えめで高級感ある感じだから、夜に部屋を暗くして使うとめちゃくちゃ雰囲気いい!

よく使うキーだけ光らせたり、キーマップごとに色を変えたりできるから、どのモード使ってるかがすぐわかります。

さらに、 キーの文字が印字されてないから、長く使っても擦り切れる心配もない

ユウ吉

印字がすれて見栄えが悪くなることがないのは大きな利点ですね

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REALFORCE GX1 US配列の使い心地は?

REALFORCE リアルフォース ラピッドトリガー キーボード 東プレ GX1は、日本語配列(JIS)だけでなく、英語配列(US)モデルも選べます。

筆者は昔からUS配列しか使ってこなかったので、GX1でも迷わずUS配列を選びました。

ユウ吉

US配列は筆者にとってほぼ必須条件でした

特にプログラマーや英語入力が多い人はUS配列を選択する方がほとんど。

JIS配列と比べてキーの配置がシンプルで、慣れるとタイピングがスムーズになります。

US配列のメリットとデメリット

US配列のメリットとデメリットは次のようなものがあります。

メリットデメリット
記号入力がしやすい
スペースキーが押しやすい
バックスペースが長い
スタイリッシュ
配列がシンプル
エンターキーが小さい
記号の配置がJIS配列と違う
かな入力がない

最大のデメリットは、「半角/全角」や「かな入力」「変換」「無変換」がないこと。

人によってはワンタッチで切り替えられないため、かなり不便に感じるかもしれません。

ただし、この問題は専用のソフトウェアREALFORCE CONNECTを使用することで解決できます。

US配列でかな入力をラクにする方法

筆者は、日本語とアルファベットの切り替えを「CapsLock」キーに割り当てて、ワンタッチでスムーズに操作できるようにしています。

小指で押せるため、JIS配列よりも快適です。

よく使うショートカットキーを登録しておくと便利!

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US配列は初心者でも大丈夫?

US配列は初めこそクセがありますが、カスタマイズ次第でかなり快適になります。

最初はエンターキーの小ささに戸惑うこともありますが、1〜2週間ほどで自然に慣れてきます。

特に、英語入力やプログラミングをする人なら、US配列の方が断然使いやすく感じるはず。

ユウ吉

US配列は見た目もスマートで、使い心地も最高です!

REALFORCE GX1 と他社キーボード(G913/Apex Pro)との違いは?

筆者がキーボードを購入するときに、すごく悩んだのが他社のキーボードとの比較。

ゲーミングキーボードは種類も多く、価格帯もかなりの幅があります。

ラピッド・トリガーの有無、用途や使い勝手を考慮し、最終的に残ったのが次のキーボードでした。

スクロールできます
キーボード
REALFORCE GX1

ロジクールG913 TKL

Apex Pro TKL
キースイッチの方式静電容量無接点方式薄型GLメカニカルスイッチ(タクタイル/リニア/クリッキー)OmniPoint 2.0 調整可能
サイズ143 x 365 x 38.2mm368 × 150 × 22 mm
‎355 x 128 x 42mm

重量1300g810 g960 g 
打鍵感スコスコ(静音)コトコト(静音)カチャカチャ
キー荷重30g/45g50g非公開
ラピッド・トリガーありなしあり
アクチュエーションポイント0.1-3.0mm1.5mm0.2-3.8mm
配列の種類JIS配列
US配列
JIS配列JIS配列
US配列
カスタマイズ性キーマップ変更LED設定キーマップ変更
LED設定
キーマップ変更
LED設定
スイッチ調整
RGBライティングRGBRGB
静音性とても静かとても静かやや大きめ
接続方式有線有線
ワイヤレス
有線
バッテリーなし40時間なし
価格33,000円32,010円35,180円
購入する購入する購入する
各製品の比較

Apex Pro、G913も魅力的で非常に迷いましたが、最終的には打鍵感の差でREALFORCEに軍配が上がりました。

価格は定価を記載しており、Amazonのセールで安くなる可能性があります。

2025年5月時の価格
・REALFORCE GX1:33,000円
・Logicool G913 TKL:22,530円
・Apex Pro TKL:28,500円

2025年2月に購入した際の価格は29,700円

筆者は2025年2月に29,700円で購入しました。

Amazonのセールで安くなることもあるため、大型セールの時に調べることをオススメします。

ユウ吉

良い買い物ができたと自負してます

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REALFORCE GX1をおすすめできる人・やめたほうがいい人

REALFORCE GX1が向いている人の特徴

VALORANT、公式イメージ画像

VALORANTApex Legendsなど、コンマ数秒の反応が勝敗を分けるゲームでは、アクチュエーションポイントはかなり重要な武器。

0.8mmに設定することでキーに触れた瞬間に反応。ジャンプやしゃがみが爆速で入力され、敵より一歩先を取れます。

キーが軽くて静か、かつスコスコした絶妙な打鍵感で、何時間打っても指が疲れにくい。30gの軽荷重モデルなら、指先でなぞるように打ててスピードもアップ。

ユウ吉

長文作成が多くゲームもする人には、GX1は理想的なキーボードです

REALFORCE GX1が向いている人の特徴
  • FPSゲーマーは、APC機能が武器になる
  • ブロガーやライター、会社員の長時間タイピングに強い
  • デザイナーやエンジニアはカスタマイズ性で効率アップ
  • RGBライティングで気分が上がる。所有欲も満たせる

REALFORCE GX1が合わない人の特徴

REALFORCE GX1はたしかに高性能なキーボードですが、すべての人にマッチするわけではありません。

「とにかく安く済ませたい」「そこまでキーボードにこだわりはない」という人にとっては、価格の高さがネックになります。

ユウ吉

タイピングの快適さよりコスパ重視なら、安価で性能のよいキーボードがあります

「メカニカルのカチャカチャ音が好き」という人には、REALFORCEのスコスコとした静かな打鍵感は物足りなく感じるかもしれません。あの独特な打鍵音が欲しいなら、別のタイプを選んだほうが満足度は高いです。

GX1はサイズが大きめで重量もしっかりあるため、持ち運びや省スペースを求める人にも不向き。

軽量・コンパクトなモデルを探している人には、少し扱いづらいです。

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REALFORCE GX1 レビューまとめ

本記事は、「REALFORCE GX1 45g ブラック」を4か月使った視点からレビューしました。

REALFORCE リアルフォース ラピッドトリガー キーボード 東プレ GX1は、最高級の打鍵感とデザイン性を兼ね備えた高級キーボードです。。

自分の使い方や価値観にマッチするかを考えてから選べば、まず間違いない買い物になります。

「ゲームにもタイピングにもこだわりたい」

そんなあなたに打ってつけのキーボード、それがREALFORCE リアルフォース ラピッドトリガー キーボード 東プレ GX1

ユウ吉

いろんなキーボードに触れてきたボクが自信をもってオススメします!

どうも、ユウ吉(@GAMEWALKERZ)でした。

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この記事を書いた人

「わかりやすく丁寧に」をモットーにゲームの攻略やレビュー記事を書いてます。他にもゲームに関したこと、好きなことをSNSで発信しています。当ブログを気に入ったくれた方はぜひフォローをお願いします。

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